日本でいちばん大切にしたい会社

あさ出版,オトバンク

Narrated by 西村不二人

4 hr 55 min

35万部突破!「泣けるビジネス書」として話題沸騰。会社を取り巻く全ての関係者を幸せにした上で利益を出し続け、就職希望者が後を絶たない「日本で最も価値のある会社」とは?全てのビジネスパーソン、そして何より経営者に知ってほしいベストセラーです。


「現場で中小企業研究や、がんばる中小企業の応援をすること」がモットーに全国各地を飛び回り、6000を越す企業を訪問してきた筆者。

そんな筆者が、身をもって感じ、考えた“真に正しい経営”とは?
「第1部・会社は誰のために?」では、会社経営が「5人に対する使命と責任を果たすための活動」であるという筆者の考えのもと、「顧客満足」「株主本位」ばかりに目を向ける現代の経営学に鋭く切り込みます。

そして、「第2部・日本で一番大切にしたい会社たち」では、その筆者の考えを裏付ける「大切にしたい会社たち」が
実際のエピソードや筆者の体験も交え、紹介されています。
たとえ小さな企業だったとしても、斜陽産業だったとしても、素晴らしい活動や経営ができるのだということを、皆さんにも感じていただけると思います。

働く企業人、会社を動かす経営陣、必聴の一冊です!
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Publisher
あさ出版,オトバンク
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Published on
May 13, 2011
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Duration
4h 55m 21s
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Language
Japanese
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Genres
Business & Economics / Corporate Governance
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累計60万部のベストセラー、第3弾が遂に登場!
村上龍氏・佐々木常夫氏が大絶賛、各種メディアにも取り上げられている
多くの人の心を動かしてきたロングセラーシリーズです。

人を大切にし、不況と言われる中でも着実な発展を続ける7つの会社の実話から、
数字にとらわれがちな現代人が忘れている「仕事の原点」を、もう一度見つめ直しましょう。


今の時代、多くの経営者が業績重視・シェア重視・成長重視・ランキング重視の経営を行っています。
しかし、これらの数字は経営結果の指標にすぎない単なる数字であり、
本当に重視すべきは“人”であると、著者の坂本光司氏は語っています。

しかしビジネスの現状は、この坂本氏の理想とする社会とは異なっています。

うつ病患者や自殺者、離職者は増加を続けており、決して“人”を大切にできているとは言い難い上に、
赤字企業比率も上昇しつづけ、3分の2の企業が赤字経営であり、業績も上がっていないといった状況です。

それでもこのような不安定な社会の中で“人”を大切にしながら業績を向上させ続けている、
輝いている会社がたくさんあることをご存じでしょうか。

本書では、筆者が訪問した約6500もの中小企業の中から、
景気に左右されずに業績を向上させ続けている、7つの企業が紹介されています。

“どこまでも人を大切にする経営”を実践し、業績向上を続ける会社の実話から、
「働くとはどういうことなのか」
「企業がもたらす利益以外の価値は何なのか」
といった問いに対する答えが見つかることでしょう。

目先の数字にとらわれていても、会社の真の発展はありえません。

仕事とは何か、企業とは何か、という原点に立ち返ってみることで、
あなたの会社とあなた自身の生活を、
もっと心豊かで人間らしいものにするためのヒントが見えてくることでしょう。

著者、坂本光司先生より
本書出版に纏わる熱い想いをコメントいただきました。

【著者のコメント】

私はおよそ20年くらい前から、経営者など多くのリーダーとお会いし、さまざまな人々の言動を見るなかで、感じたこと、気がついてほしいことを言葉にしてきました。そうした「語録」を一覧表にしたメモを、私は「坂本教授のなるほど経営語録50選」と名づけました。当初のメモの数は50だったのです。その後増えても、70程度でした。 その語録の一部を、私は毎週開催される社会人学生を対象とした大学院での講義や、経営者や経営幹部向けの研修会で紹介してきました。

やがてこの拙い語録は、徐々に全国各地の人の目にふれていき、たくさんの方から「1冊の本にまとめてほしい」という要望をいただくようになりました。 しかし今回もまた、出版までは苦しい日々が続きました。すでにつくった語録は70程度ありましたが、これを機会に100の語録を紹介しようと考えたからです。また、その語録の意図するところを、限られた文字数で解説する必要があったからです。

この本が、日々一生懸命に生きている方々のよりどころとして、少しでもお役に立てればと思います。

【担当編集者のコメント】

『日本でいちばん大切にしたい会社』以来、ずっと坂本光司先生の担当をさせていただいていました。何度も先生とお目にかかるなかで、先生が「大学の講義や講演会でこういう話をすると、大きくうなずいている方がたくさんいるんですよ」とおっしゃってくださったことがあります。

「こういう話」というのは、先生が6、500社にも及ぶ企業訪問と研究のなかで、気のついたことをまとめたメモ書きのようなものでした。そのメモ書きを拝見して、自分自身も経営に当たっているものとして、強く首肯せざるをえない箴言が数多くあることに気づきました。そこで先生に強くお願いし、本書の出版の運びとなりました。

経営者だけでなく、会社で働く多くの方々にも示唆深い内容がふんだんに詰め込まれた100の言葉。きっと、大切なことに改めて気づき、確認するきっかけをつくってくれると思います。

目次

はじめに

1 経営者PART1

1◆経営とは、会社(組織)にかかわるすべての人々の永遠の幸せを
実現するための活動のことである。
2◆経営においては、常に“五人”の幸福を念じ、その実現を図らねばならない。
3◆経営者がいやなこと・望んでいないことを、社員が望んでいるわけがない。
4◆「教える教育」ではなく、「教えさせる教育」こそ最高の教育である。
5◆人財はアメやムチではなく、正しい経営のなかから自然に育つ。
6◆社員がやる気を喪失する最大の要因は、経営者や上司に対する「不平、不満、不信感」である。
7◆経営者・管理者の最大の使命は、部下を管理(マネージ)することではなく、
フェロー(メンバー、仲間)をリード・支援することである。
8◆社員が求める経営者像・管理者像は明確である。
9◆企業は企業それ自身のためにあるのではなく、企業構成員のために存在する。
10◆人財が最も嫌うのは、「管理」という名の刃物である。
11◆正しいことをしようとしている人の邪魔になるルールには、
片目をつぶってしまうことだ。
12◆経営者に楯突く社員には二つのタイプがある。見誤ると人財を失う。
13◆人財が強く求めているのは金、ステータスなどではなく、愛・命である。
14◆「一生懸命」という名のもとに行われる間違った言動を認め、放置してはならない。

2 経営者PART2

15◆経営者の最大・最高の使命である決断は、
いつの時代も「正しいか、正しくないか」「自然か、不自然か」を軸に行う。
16◆超優良企業の経営者は、景気や流行は決して追わない。
17◆前へ前へと進まない経営者・リーダーは、年齢を問わず老害である。倫理観・正義感が
著しく欠落した人には、経営者の資格がない。ともに組織を去るべきである。
18◆経営者の最大の仕事は三つだけである。
19◆経営者とは、「経営」という仕事を中心にやる社員のことである。
20◆同一組織において、組織の長を超える人財は決して育たない。
21◆世のため、人のためにならない制度や慣習は、
今日のリーダーたちが創造的破壊をしなければならない。
22◆経費には、ケチってもよいものと決してケチってはいけないものがある。
23◆経営者・管理者が重視すべきは「業績」ではなく「継続」である。
24◆社員を路頭に迷わせるなら、経営者も一緒に路頭に迷うべきである。
25◆企業経営の成否は、すべてトップにかかっている。
使命と責任が果たせない経営者は、潔く退出すべきである。
26◆悪は徒党を組むが、誠実な人は決して徒党を組まない。
27◆社員に定年があるなら、経営者にも定年があるのが当然である。
28◆経営者の定年のシグナルは三つある。
29◆社長と会長の最大の違いは、「我慢の度合い」である。
30◆経営者やリーダーは、常に自らに強い圧をかけて生きよ。

3 人財

31◆業績が高い会社のモチベーションが高いのではなく、
モチベーションが高い会社の業績が高いのだ。
32◆経営の三要素は、一に人財、二に人財、三に人財であり、
ほかのものはそのための道具にすぎない。
33◆帰属意識・仲間意識の醸成は、喜びも悲しみも苦しみも、ともに分かち合うことから始まる。
34◆「CS」を飛躍的に高めたいなら、その前に、「ES」を飛躍的に高めるべきである。
35◆企業の最大の商品は、・社員・という名の商品である。
36◆社員と顧客が強く求めているのは経済的豊かさ・物質的豊かさではなく、
心の豊かさ・脳の豊かさである。
37◆人財問題は、「確保」「育成」「評価」の三つに大別できる。最も重要なのは「評価」である。
38◆超優良企業の賃金制度は過度な「成果主義型」ではなく、「年功序列型」「年齢序列型」である。
39◆人財は好不況にかかわらず、求め続けるべきである。
40◆大事なのは入社倍率ではなく、離職率である。

4 顧客

41◆顧客が求めているのは、免責サービスではなく感動サービスである。
42◆お客様とのよい関係を長く続けたいなら、どんなときでも、どんな場面でも、
お客様にとっていちばんよいと思うことをし続けなければならない。
43◆最高の営業は、「営業をしないこと」である。
44◆商圏を決めるのは、企業ではなく顧客である。
45◆“売れる商品”ではなく、“買ってくれる商品”を創る。
46◆顧客には「現在顧客」と「未来顧客」がいる。
47◆モノの値段は、企業の原価計算で決まるのではなく、市場・顧客が決める。
48◆売れない商品には、一一の共通する特徴がある。
49◆企業にとっては一%の不良品でも、
それがたまたま当たった顧客にとっては一〇〇%の不良品である。
50◆企業の真実は、電話一本でよくわかる。

5 企業と経営PART1

51◆企業は私的なものではなく、社会的公器である。
52◆明確な経営理念がない企業の社員や、それが心に深く浸透していない社員は、
方向舵のない飛行機や船に乗っているようなものである。
53◆世のなかに弱者は二種類ある。
私たちが尽力しなければならないのは、いつの時代も「真の弱者」に対してである。
54◆正しい経営、偽りのない経営は滅びない。
55◆次代(時代)は五つの眼で読む。
56◆経営学は「終わりから始める学問」である。
57◆異常を基準にすると、正常があたかも異常に見える。
異常が長く続くと、異常があたかも正常に見える。
58◆企業の盛衰は需要の原理ではなく、供給の原理、
つまり「有効供給の有無」によって決まる。
59◆いつの時代も「マクロ」ではなく、「ミクロ」が次代を創る。
60◆超優良企業は、単にビジネスモデルが優れているだけではなく、
企業自身の「社会価値」が優れている。
61◆企業に日常的に付加価値をもたらしてくれるのは、顧客である。
したがって、企業の組織図は「ピラミッド型」ではなく、「逆ピラミッド型」にすべきである。
62◆中小企業には、決してやってはいけない三つの競争がある。
63◆経営者が重視すべきは、五つの財務指標である。
64◆損益計算書は、“五人”が経営者に与えた唯一の通信簿である。
65◆マネジメントの問題の大半は、外ではなく内にある。
66◆問題とは「あるべき姿マイナス現状」のことである。
問題を可能な限り数値化・見える化することだ。
67◆マネジメントに関する問題の大半は、目的そのものに関する問題である。
68◆変化及び変化から発生する問題には、二つの種類がある。
69◆七〇%の企業が赤字状態になっているが、それでも問題は外にはない。
70◆問題には現象問題と本質問題の二つがある。経営者が対処すべきは、本質問題である。

6 企業と経営PART2

71◆経営活動のなかで不可能なことは少ない。ただただ、時間がかかるだけである。
73◆経営とは差別化のことである。差別化しない限り、経営の使命と責任は果たせない。
74◆「下請け」は、永遠に続ける経営形態ではない。
75◆万年赤字会社につける唯一の薬は、万年赤字を認めないことである。
76◆不況は経営者ばかりか、社員の本性も顕在させる。
だからときどき不況になったほうがよい。
77◆不確実な未来を憂慮するより、確実な未来に備えよ。
78◆冷たい大企業が中小企業に選別され、捨てられる日は近い。
79◆誰かの犠牲の上に成り立っているビジネスモデルが、正しいはずがない。
80◆近年の企業間格差は、第四の経営資源力格差である。
81◆中小企業と大企業は本来、対比させるべき存在ではない。生きる世界が違うのである。
82◆業種分類不可能型企業経営は、不安定・不確実な時代を生き抜く一つの道である。
83◆時代(次代)は二・五次産業を求めている。
84◆本社は限りなく小さいほうがよい。本社社員は本社の正当性を示すため、
次から次に「管理」というくだらない仕事をつくるからだ。
85◆行政のやりすぎは、経営者や社員のやる気をそぐ。
86◆労使はパイを奪い合う関係ではなく、新しい価値をともに創造する関係であるべきだ。
87◆わが国の未来を決するのは、工業ではなく農業である。
88◆国や県など、行政機関がなんと言おうと、
審議会や委員会の人選を見れば本気かポーズかがよくわかる。

7 働く・生きる

89◆人はお金のためではなく、愛する人のため、幸福になりたいために働いている。
90◆真の価値とは、世のため、人のためにかく汗のことである。
91◆人の幸福は、働くことをおいて得ることは不可能である。
92◆訂正のきかない過去に思いを馳せるより、明日を夢見て今日を精いっぱい生きるべきだ。
93◆私たちがやらない、やれないよいことをしている人を見つけたら、
私たちがやることはその人を支援してあげることである。
94◆正しい企業に対し、私たちができることの一つは、その企業の顧客になることである。
95◆一%の素敵な人に出会いたいならば、一〇〇%の人々と積極的に会うべきである。
96◆真の平等とは、不平等に対しては、不平等の扱いをすることである。
97◆障害者や高齢者の雇用に尽力しない人々は、
「自分や家族は障害者や高齢者に絶対にならない」と言っているのと同じである。
98◆多くの日本人は「豊かさの貧困」状態にある。
99◆真の強者は弱者にやさしい。
100◆人のやさしさは、涙の量に比例する。
エピローグ
企業の目的は永遠の幸福の追求と実現
【心理・その他】

坂本 光司(さかもと・こうじ)

福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。

近著
『日本でいちばん大切にしたい会社3』 著 あさ出版 2011年
『日本でいちばん大切にしたい会社2』 著 あさ出版 2010年
『日本でいちばん大切にしたい会社 』 著 あさ出版 2008年
『経営者の手帳 働く・生きるモノサシを変える100の言葉』 著 あさ出版 2010年
『中国義烏ビジネス事情』 編著 同友館 2008年
『私の心に響いたサービス』 著 同友館 2007年
『消費の県民性を探る』 編著 同友館 2007年
『選ばれる大企業・捨てられる大企業』著 同友館 2007年
『地域産業発達史』 編著 同友館 2005年
『この会社はなぜ快進撃が続くのか』 著 かんき出版 2004年
他多数

※本商品は『経営者の手帳 』[あさ出版刊 /坂本光司著 ISBN:978-4-86063-430-8 1470円(税込)]をオーディオ化したものです。 (C)Koji Sakamoto

内容紹介

35万部のベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』がオーディオブックになって登場!

なぜこの会社には、4000人もの学生が入社を希望するのか?なぜこの会社は、48年間も増収増益を続けられたのか?なぜこの会社の話を聞いて、人は涙を流すのか?6000社のフィールドワークで見出した「日本一」価値ある企業。

本書の第1部で、私は「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、経営の目的を以下の5つに定めています。

1 社員とその家族を幸せにする
2 外注先・下請企業の社員を幸せにする
3 顧客を幸せにする
4 地域社会を幸せに、活性化させる
5 株主を幸せにする

多くの経営書では、会社は株主のものである、と書いています。また、「会社は誰のものか」という議論では「株主のもの」という考えが支配的で、経営の目的も「顧客満足」とか「株主価値の最大化」などということが当然のようにいわれます。 しかし、私は、会社は顧客のためのものでも、まして株主のためのものでもない、と思います。社員が喜びを感じ、幸福になれて初めて顧客に喜びを提供することができる。顧客に喜びを提供できて初めて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。だから株主の幸せは目的ではなく結果である——これが私の考えです。

第2部で、この点を実証する「日本でいちばん大切にしたい会社」を紹介します。
本書を通して、働くことの意味、会社という存在の意味を、考えていただければ幸いです。

目次

はじめに

◆第1部 会社は誰のために?

◇「わかっていない」経営者が増えている!
◇会社経営とは「五人に対する使命と責任」を果たすための活動
◇業績ではなく継続する会社をめざして
◇業績や成長は継続するための手段にすぎない
◇社員は利益だけを求めているわけではない
◇「多くの人を満足させる」こと。それが会社の使命
◇経営がうまくいかない理由は内側にある
◇中小企業にしかできないことがある
◇日本で大切にしたい会社を増やそう
◇続けていくことの大切さ

◆第2部 日本でいちばん大切にしたい会社たち

★1 障害者の方々がほめられ、役立ち、必要とされる場をつくりたい
日本理化学工業株式会社

◇社員の七割が障害者の会社
◇「私たちが面倒をみますから」
◇誰でも何かの役に立ちたい
◇人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせる
◇多くの企業が逃げている現状
◇「おれたちまでおかしいと思われる」
◇新製品の開発に向かって
◇みんなが支えてくれる会社づくりを!
◇消費者にできることがある
◇五〇年の歳月の重さ、あたたかさ
◇社員の家族が喜ぶ会社
◇世代から世代へ受け継がれていく志
◇気配りには気配りで応えたい
◇自分たちにできることを考えよう

Column 重度の障害をもつ彼女だからこそ、わが社が採用しなければ
株式会社ファンケルスマイル

★2 「社員の幸せのための経営」「戦わない経営」を貫き、四八年間増収増益
伊那食品工業株式会社

◇四八年間増収増益という驚異の会社
◇斜陽産業のなかでも成長は続けられる
◇「いい会社をつくりましょう」
◇会社は社員の幸せのためにある
◇地を這うような伸びでいいから継続することが大事
◇「お客様の希望に応えてあげてください」
◇自社で考え、自社で創って、自社で売る
◇敵をつくらず、オンリーワンに
◇常に工夫し、未来に投資する
◇一〇〇年カレンダーを貼っている意味
◇会社の原動力は経営者で決まる
◇一人の社員も危ない目にあわせない
◇市民が憩う、開かれた会社
◇公園に通学路……「これが会社の敷地なの?」
◇朝早く掃除、休みを利用して植木の手入れをする社員たち
◇「こんな会社、初めてです」バスガイドも感激
◇社内のおみやげコーナーでの心配り
◇通勤中でも買い物中でも気配りを忘れない社員たち
◇目先の利益よりも継続を心がけて

Column 七五年間連続増収企業は、「社員がハッピーなら会社もハッピー」
ジョンソン・アンド・ジョンソン株式会社

三年間入院した社員にずっと給料・ボーナスを払い続けた
樹研工業株式会社

★3 「人を支える」会社には、日本中から社員が集まり、世界中からお客様が訪ねてくる
中村ブレイス株式会社

◇日本でいちばん辺鄙な場所にある会社
◇大都市から就職しにくる若者たち
◇人を支える社長の信念
◇過疎が進む故郷で、たった一人の創業
◇初めての社員は出社拒否?
◇両足をなくしたモンゴルの少年の手助けを
◇「あなたの席を空けて待っています」
◇「休みなんかいらない!」社員たちの熱い使命感
◇必要なものを必要としている人に・・新しい製品の開発
◇世界に一つしかない本当の物づくり産業を
◇責任が重く手間がかかる仕事から逃げている企業
◇リーダーとは、人への思いが強い人

Column 難病になった娘のためにリフト付車椅子を開発
キシ・エンジニアリング株式会社

骨粗しょう症の高齢者のために人工関節を開発
株式会社ホリックス

「子ども」という弱者の視点で「飲むカメラ」を開発
株式会社アールエフ

★4 地域に生き、人と人、心と心を結ぶ経営を貫いていく
株式会社柳月

◇「お菓子の町」帯広にこだわる会社
◇泣いている子を笑顔にさせるお菓子の魅力にとりつかれ
◇最低限の生活を維持し、すべてを開発にかける
◇「五つの使命」に忠実に従った経営活動
◇お客様から愛される、心を結ぶ会社
◇おいしさが二人を近づけた縁結びの菓子
◇教育も経営も基本は「感動」
◇競争率一〇〇倍! 学生も殺到するその魅力
◇三万四〇〇〇平方メートルのスイートピア・ガーデン
◇同業者もいっしょに盛り立てる
◇「心を結ぶ」という原点を忘れない会社

Column 心のやさしい子どもたちを育てるために、五〇年間詩集を発行
柏屋

★5 「あなたのお客でほんとうによかった」と言われる、光り輝く果物店
杉山フルーツ

◇さびれた商店街に輝く右肩上がりの小さな店
◇やって来た婿養子
◇「このままでは店がつぶれる!」昼行灯、目覚める!?
◇生き残りをかけた改革
◇お客様の都合に合わせた結果の「年中無休」
◇高価なメロンが年に八〇〇〇個も売れてしまう
◇故郷の母にコミュニケーションとなる果物を
◇若い二人の門出にそえた、採算度外視の贈り物
◇「あなたのお客でよかった」と言われる経営
◇小売店からメーカーをめざして商品開発にも注力
◇杉山フルーツが教えてくれること

Column 「とうてい大切にできない会社」と「心から大切にしたい会社」
おわりに

坂本 光司(さかもと・こうじ)

福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。

近著
『日本でいちばん大切にしたい会社3』 著 あさ出版 2011年
『日本でいちばん大切にしたい会社2』 著 あさ出版 2010年
『日本でいちばん大切にしたい会社 』 著 あさ出版 2008年
『経営者の手帳 働く・生きるモノサシを変える100の言葉』 著 あさ出版 2010年
『中国義烏ビジネス事情』 編著 同友館 2008年
『私の心に響いたサービス』 著 同友館 2007年
『消費の県民性を探る』 編著 同友館 2007年
『選ばれる大企業・捨てられる大企業』著 同友館 2007年
『地域産業発達史』 編著 同友館 2005年
『この会社はなぜ快進撃が続くのか』 著 かんき出版 2004年
他多数

※本商品は『日本でいちばん大切にしたい会社』[あさ出版刊 /坂本光司著 ISBN:978-4-86063-248-9 1470円(税込)]をオーディオ化したものです。 (C)Koji Sakamoto

内容紹介

35万人が涙を流し、各メディアが絶賛した前作から2年。
読者の熱いご要望にこたえて続編を発売いたしました。
日本にはまだまだ素晴らしい会社がたくさんあるんです。
6300社のフィールドワークで見出した、「日本一」価値ある企業とは。

【著者のコメント】

前作『日本でいちばん大切にしたい会社』が発売されて以後、
私は大変な数のメールや手紙、あるいは電話をいただきました。
しかもその方々は経営者一般社員や学生、主婦、
そしてリタイアした中高年齢者など、多岐にわたる層でした。

とりわけ一般社員や学生、主婦、そしてリタイアした中高年齢者の方々からの
メールや手紙の多くは、無視できない叫びのようなものでした。

その内容を読ませていただくたび、「この国は捨てたものではない。
経営者をはじめとしたリーダーさえしっかりしていれば、必ず再生できる」
とつくづく思い知らされました。こんなにも一生懸命生きている人々、
生きようとする人々がいるのかと思わずにはいられませんでした。

学者の一人として、こうした人々の叫びに真摯に応えるためには、
『日本でいちばん大切にしたい会社』を書き続けるしかない。
このことが、前著に続く本書を書いた最大の理由です。

本書が経営者やリーダーだけでなく、今を生きるすべての人々の、
仕事への取り組み姿勢、心のもち方、生き方に何らかの示唆を
与えることができるなら、望外の喜びです。

【担当編集者のコメント】

35万部を超えるベストセラー、『日本でいちばん大切にしたい会社』出版後、
数多くの読者の方から感動のメールやお手紙をいただくとともに、
第2弾の出版を待ち望む声をたくさんいただきました。

そうした皆さんの声に応えるために、著者である坂本先生とお打ち合わせをし、
準備に入りましたが、坂本先生の多忙さはまさに想像を絶するほどでした。

それも当然です。もともと大学教授としての日々のお仕事に加え、
多様な役職に就いておられるため公務も多く、
ただでさえ忙しい毎日を送っていた先生です。
それが、『日本でいちばん大切にしたい会社』出版後は
セミナーや講演の依頼が引きも切らず、お身体が心配になるほどで、
原稿を執筆するまとまった時間をとることはほとんど不可能な状態でした。

このなか、無理を押して、昨年11月にようやく脱稿してくださいました。
前作から2年後、予定の1年遅れの出版となりました。

第2弾も、前作に増して示唆深い内容が多く含まれていると思います。
仕事というものを、会社というものを考える際の指標にしてくださればと切に思います。

目次

●はじめに

●プロローグ 会社がほんとうに大事にしなければならないこと

●大切にしたい会社1 株式会社富士メガネ(北海道)

「困っている人を助けたい」——世界の難民や
中国残留孤児に「視力」を贈る感動のメガネ店

●大切にしたい会社2 医療法人鉄蕉会亀田総合病院(千葉県)

「もう一度入院したい」と患者が言う病院のモットーは
「Always say YES!」

●大切にしたい会社3 株式会社埼玉種畜牧場「サイボクハム」(埼玉県)

「日本人の食料不足をなんとかしよう」——使命感に
燃えて牧場を経営、「農業のディズニーランド」を実現する

●大切にしたい会社4 株式会社アールエフ(長野県)

「小さな命をもっと救いたい」——世界が驚くカプセル
内視鏡を開発。「人間の幸せ」を追い求める中小企業

●大切にしたい会社5 株式会社樹研工業(愛知県)

社員は先着順で採用。
給料は「年齢序列」の不思議な会社

●大切にしたい会社6 未来工業株式会社(岐阜県)

「日本でいちばん休みの多い会社」だから、
不況知らずの会社になれる

●大切にしたい会社7 ネッツトヨタ南国株式会社(高知県)

全盲の方と行く四国巡礼の旅で、
人の本当のやさしさを学んでもらう

●大切にしたい会社8 株式会社沖縄教育出版(沖縄県)

本当に世の中に役立つ事業をしたい。
一人ひとりの命が輝く会社になりたい

●エピローグ みなさんに伝えたい読者の方々からの手紙

●おわりに

坂本 光司(さかもと・こうじ)

福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。

近著
『日本でいちばん大切にしたい会社3』 著 あさ出版 2011年
『日本でいちばん大切にしたい会社2』 著 あさ出版 2010年
『日本でいちばん大切にしたい会社 』 著 あさ出版 2008年
『経営者の手帳 働く・生きるモノサシを変える100の言葉』 著 あさ出版 2010年
『中国義烏ビジネス事情』 編著 同友館 2008年
『私の心に響いたサービス』 著 同友館 2007年
『消費の県民性を探る』 編著 同友館 2007年
『選ばれる大企業・捨てられる大企業』著 同友館 2007年
『地域産業発達史』 編著 同友館 2005年
『この会社はなぜ快進撃が続くのか』 著 かんき出版 2004年
他多数

※本商品は『日本でいちばん大切にしたい会社2』[あさ出版刊 /坂本光司著 ISBN:978-4-86063-373-8 1470円(税込)]をオーディオ化したものです。 (C)Koji Sakamoto

著者、坂本光司先生より
本書出版に纏わる熱い想いをコメントいただきました。

【著者のコメント】

私はおよそ20年くらい前から、経営者など多くのリーダーとお会いし、さまざまな人々の言動を見るなかで、感じたこと、気がついてほしいことを言葉にしてきました。そうした「語録」を一覧表にしたメモを、私は「坂本教授のなるほど経営語録50選」と名づけました。当初のメモの数は50だったのです。その後増えても、70程度でした。 その語録の一部を、私は毎週開催される社会人学生を対象とした大学院での講義や、経営者や経営幹部向けの研修会で紹介してきました。

やがてこの拙い語録は、徐々に全国各地の人の目にふれていき、たくさんの方から「1冊の本にまとめてほしい」という要望をいただくようになりました。 しかし今回もまた、出版までは苦しい日々が続きました。すでにつくった語録は70程度ありましたが、これを機会に100の語録を紹介しようと考えたからです。また、その語録の意図するところを、限られた文字数で解説する必要があったからです。

この本が、日々一生懸命に生きている方々のよりどころとして、少しでもお役に立てればと思います。

【担当編集者のコメント】

『日本でいちばん大切にしたい会社』以来、ずっと坂本光司先生の担当をさせていただいていました。何度も先生とお目にかかるなかで、先生が「大学の講義や講演会でこういう話をすると、大きくうなずいている方がたくさんいるんですよ」とおっしゃってくださったことがあります。

「こういう話」というのは、先生が6、500社にも及ぶ企業訪問と研究のなかで、気のついたことをまとめたメモ書きのようなものでした。そのメモ書きを拝見して、自分自身も経営に当たっているものとして、強く首肯せざるをえない箴言が数多くあることに気づきました。そこで先生に強くお願いし、本書の出版の運びとなりました。

経営者だけでなく、会社で働く多くの方々にも示唆深い内容がふんだんに詰め込まれた100の言葉。きっと、大切なことに改めて気づき、確認するきっかけをつくってくれると思います。

目次

はじめに

1 経営者PART1

1◆経営とは、会社(組織)にかかわるすべての人々の永遠の幸せを
実現するための活動のことである。
2◆経営においては、常に“五人”の幸福を念じ、その実現を図らねばならない。
3◆経営者がいやなこと・望んでいないことを、社員が望んでいるわけがない。
4◆「教える教育」ではなく、「教えさせる教育」こそ最高の教育である。
5◆人財はアメやムチではなく、正しい経営のなかから自然に育つ。
6◆社員がやる気を喪失する最大の要因は、経営者や上司に対する「不平、不満、不信感」である。
7◆経営者・管理者の最大の使命は、部下を管理(マネージ)することではなく、
フェロー(メンバー、仲間)をリード・支援することである。
8◆社員が求める経営者像・管理者像は明確である。
9◆企業は企業それ自身のためにあるのではなく、企業構成員のために存在する。
10◆人財が最も嫌うのは、「管理」という名の刃物である。
11◆正しいことをしようとしている人の邪魔になるルールには、
片目をつぶってしまうことだ。
12◆経営者に楯突く社員には二つのタイプがある。見誤ると人財を失う。
13◆人財が強く求めているのは金、ステータスなどではなく、愛・命である。
14◆「一生懸命」という名のもとに行われる間違った言動を認め、放置してはならない。

2 経営者PART2

15◆経営者の最大・最高の使命である決断は、
いつの時代も「正しいか、正しくないか」「自然か、不自然か」を軸に行う。
16◆超優良企業の経営者は、景気や流行は決して追わない。
17◆前へ前へと進まない経営者・リーダーは、年齢を問わず老害である。倫理観・正義感が
著しく欠落した人には、経営者の資格がない。ともに組織を去るべきである。
18◆経営者の最大の仕事は三つだけである。
19◆経営者とは、「経営」という仕事を中心にやる社員のことである。
20◆同一組織において、組織の長を超える人財は決して育たない。
21◆世のため、人のためにならない制度や慣習は、
今日のリーダーたちが創造的破壊をしなければならない。
22◆経費には、ケチってもよいものと決してケチってはいけないものがある。
23◆経営者・管理者が重視すべきは「業績」ではなく「継続」である。
24◆社員を路頭に迷わせるなら、経営者も一緒に路頭に迷うべきである。
25◆企業経営の成否は、すべてトップにかかっている。
使命と責任が果たせない経営者は、潔く退出すべきである。
26◆悪は徒党を組むが、誠実な人は決して徒党を組まない。
27◆社員に定年があるなら、経営者にも定年があるのが当然である。
28◆経営者の定年のシグナルは三つある。
29◆社長と会長の最大の違いは、「我慢の度合い」である。
30◆経営者やリーダーは、常に自らに強い圧をかけて生きよ。

3 人財

31◆業績が高い会社のモチベーションが高いのではなく、
モチベーションが高い会社の業績が高いのだ。
32◆経営の三要素は、一に人財、二に人財、三に人財であり、
ほかのものはそのための道具にすぎない。
33◆帰属意識・仲間意識の醸成は、喜びも悲しみも苦しみも、ともに分かち合うことから始まる。
34◆「CS」を飛躍的に高めたいなら、その前に、「ES」を飛躍的に高めるべきである。
35◆企業の最大の商品は、・社員・という名の商品である。
36◆社員と顧客が強く求めているのは経済的豊かさ・物質的豊かさではなく、
心の豊かさ・脳の豊かさである。
37◆人財問題は、「確保」「育成」「評価」の三つに大別できる。最も重要なのは「評価」である。
38◆超優良企業の賃金制度は過度な「成果主義型」ではなく、「年功序列型」「年齢序列型」である。
39◆人財は好不況にかかわらず、求め続けるべきである。
40◆大事なのは入社倍率ではなく、離職率である。

4 顧客

41◆顧客が求めているのは、免責サービスではなく感動サービスである。
42◆お客様とのよい関係を長く続けたいなら、どんなときでも、どんな場面でも、
お客様にとっていちばんよいと思うことをし続けなければならない。
43◆最高の営業は、「営業をしないこと」である。
44◆商圏を決めるのは、企業ではなく顧客である。
45◆“売れる商品”ではなく、“買ってくれる商品”を創る。
46◆顧客には「現在顧客」と「未来顧客」がいる。
47◆モノの値段は、企業の原価計算で決まるのではなく、市場・顧客が決める。
48◆売れない商品には、一一の共通する特徴がある。
49◆企業にとっては一%の不良品でも、
それがたまたま当たった顧客にとっては一〇〇%の不良品である。
50◆企業の真実は、電話一本でよくわかる。

5 企業と経営PART1

51◆企業は私的なものではなく、社会的公器である。
52◆明確な経営理念がない企業の社員や、それが心に深く浸透していない社員は、
方向舵のない飛行機や船に乗っているようなものである。
53◆世のなかに弱者は二種類ある。
私たちが尽力しなければならないのは、いつの時代も「真の弱者」に対してである。
54◆正しい経営、偽りのない経営は滅びない。
55◆次代(時代)は五つの眼で読む。
56◆経営学は「終わりから始める学問」である。
57◆異常を基準にすると、正常があたかも異常に見える。
異常が長く続くと、異常があたかも正常に見える。
58◆企業の盛衰は需要の原理ではなく、供給の原理、
つまり「有効供給の有無」によって決まる。
59◆いつの時代も「マクロ」ではなく、「ミクロ」が次代を創る。
60◆超優良企業は、単にビジネスモデルが優れているだけではなく、
企業自身の「社会価値」が優れている。
61◆企業に日常的に付加価値をもたらしてくれるのは、顧客である。
したがって、企業の組織図は「ピラミッド型」ではなく、「逆ピラミッド型」にすべきである。
62◆中小企業には、決してやってはいけない三つの競争がある。
63◆経営者が重視すべきは、五つの財務指標である。
64◆損益計算書は、“五人”が経営者に与えた唯一の通信簿である。
65◆マネジメントの問題の大半は、外ではなく内にある。
66◆問題とは「あるべき姿マイナス現状」のことである。
問題を可能な限り数値化・見える化することだ。
67◆マネジメントに関する問題の大半は、目的そのものに関する問題である。
68◆変化及び変化から発生する問題には、二つの種類がある。
69◆七〇%の企業が赤字状態になっているが、それでも問題は外にはない。
70◆問題には現象問題と本質問題の二つがある。経営者が対処すべきは、本質問題である。

6 企業と経営PART2

71◆経営活動のなかで不可能なことは少ない。ただただ、時間がかかるだけである。
73◆経営とは差別化のことである。差別化しない限り、経営の使命と責任は果たせない。
74◆「下請け」は、永遠に続ける経営形態ではない。
75◆万年赤字会社につける唯一の薬は、万年赤字を認めないことである。
76◆不況は経営者ばかりか、社員の本性も顕在させる。
だからときどき不況になったほうがよい。
77◆不確実な未来を憂慮するより、確実な未来に備えよ。
78◆冷たい大企業が中小企業に選別され、捨てられる日は近い。
79◆誰かの犠牲の上に成り立っているビジネスモデルが、正しいはずがない。
80◆近年の企業間格差は、第四の経営資源力格差である。
81◆中小企業と大企業は本来、対比させるべき存在ではない。生きる世界が違うのである。
82◆業種分類不可能型企業経営は、不安定・不確実な時代を生き抜く一つの道である。
83◆時代(次代)は二・五次産業を求めている。
84◆本社は限りなく小さいほうがよい。本社社員は本社の正当性を示すため、
次から次に「管理」というくだらない仕事をつくるからだ。
85◆行政のやりすぎは、経営者や社員のやる気をそぐ。
86◆労使はパイを奪い合う関係ではなく、新しい価値をともに創造する関係であるべきだ。
87◆わが国の未来を決するのは、工業ではなく農業である。
88◆国や県など、行政機関がなんと言おうと、
審議会や委員会の人選を見れば本気かポーズかがよくわかる。

7 働く・生きる

89◆人はお金のためではなく、愛する人のため、幸福になりたいために働いている。
90◆真の価値とは、世のため、人のためにかく汗のことである。
91◆人の幸福は、働くことをおいて得ることは不可能である。
92◆訂正のきかない過去に思いを馳せるより、明日を夢見て今日を精いっぱい生きるべきだ。
93◆私たちがやらない、やれないよいことをしている人を見つけたら、
私たちがやることはその人を支援してあげることである。
94◆正しい企業に対し、私たちができることの一つは、その企業の顧客になることである。
95◆一%の素敵な人に出会いたいならば、一〇〇%の人々と積極的に会うべきである。
96◆真の平等とは、不平等に対しては、不平等の扱いをすることである。
97◆障害者や高齢者の雇用に尽力しない人々は、
「自分や家族は障害者や高齢者に絶対にならない」と言っているのと同じである。
98◆多くの日本人は「豊かさの貧困」状態にある。
99◆真の強者は弱者にやさしい。
100◆人のやさしさは、涙の量に比例する。
エピローグ
企業の目的は永遠の幸福の追求と実現
【心理・その他】

坂本 光司(さかもと・こうじ)

福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。

近著
『日本でいちばん大切にしたい会社3』 著 あさ出版 2011年
『日本でいちばん大切にしたい会社2』 著 あさ出版 2010年
『日本でいちばん大切にしたい会社 』 著 あさ出版 2008年
『経営者の手帳 働く・生きるモノサシを変える100の言葉』 著 あさ出版 2010年
『中国義烏ビジネス事情』 編著 同友館 2008年
『私の心に響いたサービス』 著 同友館 2007年
『消費の県民性を探る』 編著 同友館 2007年
『選ばれる大企業・捨てられる大企業』著 同友館 2007年
『地域産業発達史』 編著 同友館 2005年
『この会社はなぜ快進撃が続くのか』 著 かんき出版 2004年
他多数

※本商品は『経営者の手帳 』[あさ出版刊 /坂本光司著 ISBN:978-4-86063-430-8 1470円(税込)]をオーディオ化したものです。 (C)Koji Sakamoto

累計60万部のベストセラー、第3弾が遂に登場!
村上龍氏・佐々木常夫氏が大絶賛、各種メディアにも取り上げられている
多くの人の心を動かしてきたロングセラーシリーズです。

人を大切にし、不況と言われる中でも着実な発展を続ける7つの会社の実話から、
数字にとらわれがちな現代人が忘れている「仕事の原点」を、もう一度見つめ直しましょう。


今の時代、多くの経営者が業績重視・シェア重視・成長重視・ランキング重視の経営を行っています。
しかし、これらの数字は経営結果の指標にすぎない単なる数字であり、
本当に重視すべきは“人”であると、著者の坂本光司氏は語っています。

しかしビジネスの現状は、この坂本氏の理想とする社会とは異なっています。

うつ病患者や自殺者、離職者は増加を続けており、決して“人”を大切にできているとは言い難い上に、
赤字企業比率も上昇しつづけ、3分の2の企業が赤字経営であり、業績も上がっていないといった状況です。

それでもこのような不安定な社会の中で“人”を大切にしながら業績を向上させ続けている、
輝いている会社がたくさんあることをご存じでしょうか。

本書では、筆者が訪問した約6500もの中小企業の中から、
景気に左右されずに業績を向上させ続けている、7つの企業が紹介されています。

“どこまでも人を大切にする経営”を実践し、業績向上を続ける会社の実話から、
「働くとはどういうことなのか」
「企業がもたらす利益以外の価値は何なのか」
といった問いに対する答えが見つかることでしょう。

目先の数字にとらわれていても、会社の真の発展はありえません。

仕事とは何か、企業とは何か、という原点に立ち返ってみることで、
あなたの会社とあなた自身の生活を、
もっと心豊かで人間らしいものにするためのヒントが見えてくることでしょう。
内容紹介

35万人が涙を流し、各メディアが絶賛した前作から2年。
読者の熱いご要望にこたえて続編を発売いたしました。
日本にはまだまだ素晴らしい会社がたくさんあるんです。
6300社のフィールドワークで見出した、「日本一」価値ある企業とは。

【著者のコメント】

前作『日本でいちばん大切にしたい会社』が発売されて以後、
私は大変な数のメールや手紙、あるいは電話をいただきました。
しかもその方々は経営者一般社員や学生、主婦、
そしてリタイアした中高年齢者など、多岐にわたる層でした。

とりわけ一般社員や学生、主婦、そしてリタイアした中高年齢者の方々からの
メールや手紙の多くは、無視できない叫びのようなものでした。

その内容を読ませていただくたび、「この国は捨てたものではない。
経営者をはじめとしたリーダーさえしっかりしていれば、必ず再生できる」
とつくづく思い知らされました。こんなにも一生懸命生きている人々、
生きようとする人々がいるのかと思わずにはいられませんでした。

学者の一人として、こうした人々の叫びに真摯に応えるためには、
『日本でいちばん大切にしたい会社』を書き続けるしかない。
このことが、前著に続く本書を書いた最大の理由です。

本書が経営者やリーダーだけでなく、今を生きるすべての人々の、
仕事への取り組み姿勢、心のもち方、生き方に何らかの示唆を
与えることができるなら、望外の喜びです。

【担当編集者のコメント】

35万部を超えるベストセラー、『日本でいちばん大切にしたい会社』出版後、
数多くの読者の方から感動のメールやお手紙をいただくとともに、
第2弾の出版を待ち望む声をたくさんいただきました。

そうした皆さんの声に応えるために、著者である坂本先生とお打ち合わせをし、
準備に入りましたが、坂本先生の多忙さはまさに想像を絶するほどでした。

それも当然です。もともと大学教授としての日々のお仕事に加え、
多様な役職に就いておられるため公務も多く、
ただでさえ忙しい毎日を送っていた先生です。
それが、『日本でいちばん大切にしたい会社』出版後は
セミナーや講演の依頼が引きも切らず、お身体が心配になるほどで、
原稿を執筆するまとまった時間をとることはほとんど不可能な状態でした。

このなか、無理を押して、昨年11月にようやく脱稿してくださいました。
前作から2年後、予定の1年遅れの出版となりました。

第2弾も、前作に増して示唆深い内容が多く含まれていると思います。
仕事というものを、会社というものを考える際の指標にしてくださればと切に思います。

目次

●はじめに

●プロローグ 会社がほんとうに大事にしなければならないこと

●大切にしたい会社1 株式会社富士メガネ(北海道)

「困っている人を助けたい」——世界の難民や
中国残留孤児に「視力」を贈る感動のメガネ店

●大切にしたい会社2 医療法人鉄蕉会亀田総合病院(千葉県)

「もう一度入院したい」と患者が言う病院のモットーは
「Always say YES!」

●大切にしたい会社3 株式会社埼玉種畜牧場「サイボクハム」(埼玉県)

「日本人の食料不足をなんとかしよう」——使命感に
燃えて牧場を経営、「農業のディズニーランド」を実現する

●大切にしたい会社4 株式会社アールエフ(長野県)

「小さな命をもっと救いたい」——世界が驚くカプセル
内視鏡を開発。「人間の幸せ」を追い求める中小企業

●大切にしたい会社5 株式会社樹研工業(愛知県)

社員は先着順で採用。
給料は「年齢序列」の不思議な会社

●大切にしたい会社6 未来工業株式会社(岐阜県)

「日本でいちばん休みの多い会社」だから、
不況知らずの会社になれる

●大切にしたい会社7 ネッツトヨタ南国株式会社(高知県)

全盲の方と行く四国巡礼の旅で、
人の本当のやさしさを学んでもらう

●大切にしたい会社8 株式会社沖縄教育出版(沖縄県)

本当に世の中に役立つ事業をしたい。
一人ひとりの命が輝く会社になりたい

●エピローグ みなさんに伝えたい読者の方々からの手紙

●おわりに

坂本 光司(さかもと・こうじ)

福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。

近著
『日本でいちばん大切にしたい会社3』 著 あさ出版 2011年
『日本でいちばん大切にしたい会社2』 著 あさ出版 2010年
『日本でいちばん大切にしたい会社 』 著 あさ出版 2008年
『経営者の手帳 働く・生きるモノサシを変える100の言葉』 著 あさ出版 2010年
『中国義烏ビジネス事情』 編著 同友館 2008年
『私の心に響いたサービス』 著 同友館 2007年
『消費の県民性を探る』 編著 同友館 2007年
『選ばれる大企業・捨てられる大企業』著 同友館 2007年
『地域産業発達史』 編著 同友館 2005年
『この会社はなぜ快進撃が続くのか』 著 かんき出版 2004年
他多数

※本商品は『日本でいちばん大切にしたい会社2』[あさ出版刊 /坂本光司著 ISBN:978-4-86063-373-8 1470円(税込)]をオーディオ化したものです。 (C)Koji Sakamoto

累計60万部のベストセラー、第3弾が遂に登場!
村上龍氏・佐々木常夫氏が大絶賛、各種メディアにも取り上げられている
多くの人の心を動かしてきたロングセラーシリーズです。

人を大切にし、不況と言われる中でも着実な発展を続ける7つの会社の実話から、
数字にとらわれがちな現代人が忘れている「仕事の原点」を、もう一度見つめ直しましょう。


今の時代、多くの経営者が業績重視・シェア重視・成長重視・ランキング重視の経営を行っています。
しかし、これらの数字は経営結果の指標にすぎない単なる数字であり、
本当に重視すべきは“人”であると、著者の坂本光司氏は語っています。

しかしビジネスの現状は、この坂本氏の理想とする社会とは異なっています。

うつ病患者や自殺者、離職者は増加を続けており、決して“人”を大切にできているとは言い難い上に、
赤字企業比率も上昇しつづけ、3分の2の企業が赤字経営であり、業績も上がっていないといった状況です。

それでもこのような不安定な社会の中で“人”を大切にしながら業績を向上させ続けている、
輝いている会社がたくさんあることをご存じでしょうか。

本書では、筆者が訪問した約6500もの中小企業の中から、
景気に左右されずに業績を向上させ続けている、7つの企業が紹介されています。

“どこまでも人を大切にする経営”を実践し、業績向上を続ける会社の実話から、
「働くとはどういうことなのか」
「企業がもたらす利益以外の価値は何なのか」
といった問いに対する答えが見つかることでしょう。

目先の数字にとらわれていても、会社の真の発展はありえません。

仕事とは何か、企業とは何か、という原点に立ち返ってみることで、
あなたの会社とあなた自身の生活を、
もっと心豊かで人間らしいものにするためのヒントが見えてくることでしょう。
「社会的共通資本」を提唱し、ノーベル経済学賞候補と言われた世界的な知の巨人・宇沢弘文氏のエッセイ集が登場!

経済学に「人間の心」を持ち込み、人間を中心とした豊かな経済社会を目指した経済学者・宇沢弘文。
人々が幸福に生きる経済社会をつくるうえで経済学に何ができるかを自問し行動し続けた学者の温かい言葉から
人の幸福とは何か、これから日本と世界はどこへ向かうのかについて、多くの学びを得られる一冊です。

1928年に生まれ、東京大学理学部数学科卒業、同大学院に進み、
スタンフォード大学、シカゴ大学で教鞭をとり、
日本でも成田空港問題、都市問題、地球温暖化問題など、様々な社会問題に取り組んできた宇沢弘文氏。

本作品は、2014年に逝去した宇沢氏のエッセイと、
未公開の講演録、そして池上彰氏による解説を加えた、
著者が目指した「人間を中心とした幸福な経済社会」の姿と、著者の思想・人柄に迫る一冊です。

世界各国、各都市が経済的に豊かになっていく一方で、
様々な人間の活動が地球温暖化や公害、都市問題を生み出し、多くの人々に苦しみをもたらしています。

このような世界の実情を見て、経済学に何ができるかを自問し、自ら行動し続けた宇沢氏は、
まず「人間の心」を中心に据え、「社会的共通資本」こそが幸福な社会を実現すると説き続けてきました。

宇沢氏が提唱したこの「社会的共通資本」の内容についても、思想遍歴と共に本作品の中で語られています。

経済危機や過重労働の問題などにより、改めて人の幸せと経済活動の関係が注目される今こそ、
あらゆる人の幸せを願って活動をつづけた経済学者・宇沢弘文氏の思想に触れてみませんか?
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